昭和のテレビといえばアニメも今とは違って内容はシンプルでした。
今のアニメは内容が巧妙で子供向けのアニメは少ない気がします。
当時は、アニメとは言わず、マンガと言っていたような・・・・
6時頃各局ニュースの時間に何故か東京12チャンネル(現在のテレビ東京)は、マンガの国(どっちが先か『キットボックス?』)という海外で放送されているアニメを放送していた。
チキチキマシーン猛レース・冒険少年シンドバット・スーパースリー・大魔王シャザーン・ポパイなど。
今でも挿入歌を歌えたりします。
する事が無かったと言えばそれまでですが、何故か毎日観てました。
アニメ以外には、『8時だよ!全員集合!』・『コント55号』などなど・・公開生中継をお茶の間で家族揃って観ていたもんです。
今は、家族揃ってインターネットを閲覧する! なんてこと無いですよね。
そんな幼少時代を経て小学生高学年か中学生に成るかならないかの頃。
深夜にHな番組をやっている事に気づいたのか、友達に聞いたのかは定かではないが、こっそりテレビを観た。11PMだ。
おおお~ 凄すぎる(・・;) 良いのかな~ とにかくびっくりした。
それと同時に罪悪感も覚えた。 これは観てはいけないものだと・・・・
そして更に『独占おとなの時間』他の番組とは比べものにならない位H。 いや『エロ』かった。
これは、罪悪感よりも欲望が勝り、なんとしても観たくなってしまった(投稿していて恥ずかしい)。
確か、土曜日の深夜0時位の放送時間だったような・・・
この頃家族も寝ている時間帯だ誰もいない居間に忍び寄り、明かりも付けず、うす青く光るブラウン管の前でボリュームを絞った状態で視聴していたのだ。
ただ怖いのは、最初にテレビの電源を入れる時だ。
ボリュームを絞った状態でスイッチを入れてしまうと深夜の静寂を打ち破るかのような大音量で始まるのだ。ただでさえ心臓バクバク状態のところである。心臓発作になりそうなのだ。
次なる試練はまだある。
丁度、目的のチャンネルになっていれば良いが6チャンネルとか中途半端な場所になっている事が多いのだ。
今のようにリモコンで番号を押すだけではなく、ガチャガヤチャンネルというダイヤルを回さなければならないのだ。
今の若い方には分からないと思いますが、静かな部屋でチャンネルを回そうものなら結構な音が響くのです。
それで手に力を入れ音が出ないように慎重にチャンネルを回すのです。
ようやく目的のチャンネルに到達し、ワクワクしながら番組が始まるのを待つのです。
時には、既に始まっている場合も有りますが・・・
しかし、まだ恐怖の試練は待っているのです。
物音にも気を配らなければならないのです。
そうです。家族の誰かがトイレに起きてくる時があるのです。
そんな時もテレビのスイッチを音が出ないように切るのです。
トイレから出た後、物音がしなくなってもしばらくは暗い居間でじっと待っています。
直ぐにはスイッチを入れません。
頃合いを見てスイッチオンです・・・・
番組終了してしまっている時もあるのです。
まるで、泥棒か、007か。
こんなことしてまでやるかよって感じでした。
昭和を振り返っていたらこんな事を思い出してしまいました。
こんなことしてたの 私だけ??
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