カンガルーレザージャケット PART2
まず始まりに 良く 製品作り 輸入販売しているけど 実際に使用した事がないなんて話を良く耳にします。 私どもアムマックスは ほぼ扱う全商品を使用してから皆様にお勧めするようにしております。まあ当り前の話ですね・・・
このレザージャケットも例外でなく 今から8年まえに 興味本意で カンガルー革を買い付けて 個人的に数枚 インドネシアで生産依頼いたしました。その時のジャケットが下記のもので 毎年必ず それも 冬場はほとんど これを着て過ごしております。 実際 こんなに 凄いレザージャケットは他に見つけることが出来ません。 可なり 過酷な使用をしておりますが 8年経った今でさえ
良いジャケット着てるねと 褒められます。 これほどの 耐久性に富んだ製品 そして軽量な製品には 出会えないと思います。 ですので 進めるにあたり 100%の自信を持っております。
さて前回の 投稿では 革の特質に関して触れてきました。とにかく 牛皮革の1/3の重さで同じ強度を持つ カンガルー革なのです。 詳しくは前回の ブログ でご覧下さい。
革の供給先を模索するにあたり 重視した事は 革のなめしに 絶大なる技術を持った場所からの
革を入手することです。革のなめしは 実にその革の耐久性と言っても過言ではありません。なめしの質がわるいと 3年ほどしてから 革が硬くなったり 劣化したりと 製品の寿命を大きく左右するからです。 特に ジャケットレザーともなれば 技術的にも相当なものが必要で ほとんどのなめし業者はさじを投げてしまいます。 と言うのも通常カンガルー革は 0.8mm-1.2mm程に加工するのが一般的です。その暑さでも 十分に 他の皮革よりも軽量化を図れるからです。しかし ジャケットともなれば 革重みだけでは その着心地を実感して頂くことは不可能です。 実はモター
スポーツのライディングスーツは 0.8mmくらいの暑さで加工されていますので いくら軽いといっても前進を覆うものです かなりの 重圧感はありますね・・・ もちろん彼らのスーツの目的は 転倒時に体へのダメージを軽減するための役割ですから・・・ しかし VATGEのカンガルー革レザージャケットはそう言ったコンセプトは必要ないわけで・・・ (勿論2輪に載って転倒しても大丈夫なんて
売りはしませんから) 着心地をあくまで重視するわけです。そこで 必要な 目標になった厚さが
0.5mmと言う厚さだったのです。 0.5mmに革を薄くするのはそれ程難しい技ではありません しかし 抜群の強度をもたすのが難しいんです。 確りとした ボディー特にカンガルーの背中の一番あ厚みがある部分を 製品の対象にしなくてはいけないという事です。腕のしたや 足の付け根の
薄い部分では強度を 保てない訳です。
ましてや以前お話して カンガルーのスパイク等の小さい部分の革は比較的に入手かのうですが
ジャケットにかんしては 確りした 育ったカンガルーの皮革が必要となるわけです。大きい面積の革は 実は大変高価なものです・・・・
次回は もう少し カンガルー皮革についてご説明いたします。
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