こんにちは。あさなぎです。
最近、勤務先の関係で銭湯を見る機会がありました。
見かけないですよね、近頃。子供の頃はどの町内にも一つくらいはあったのに。
銭湯には、のれんをくぐるところから、「お世話様」と番台のおばさんに
帰りのご挨拶をするまでに、たくさんの約束事がありました。
銭湯はいわば社交場。ご近所の皆さんが気持ち良く過ごすための
たくさんの教えがありました。
身体を洗ってからでないと浴槽に入ってはいけないとか、
浴槽のお湯をむやみにぬるめない。自分が使った風呂椅子や桶は
きれいに洗い元あった場所に並べる。脱衣所を濡らさない....
それは、暗黙の約束事項である他者への心遣いでもあります。
そして、できないと、銭湯のほかのお客様からおしかりを受けることになる。
地域で子育てとか、かっこいい言葉でくくるのではない、真の教育だったのかも。
昔の銭湯には、ほとんどのことがパーソナルになってしまった現代が失ってしまった、
本来は大切にしなければいけないものが、たくさんつまっているように思います。
そんな銭湯の私の一番のお気に入りは、コイン式のお釜ドライヤー。
スイッチを入れると熱風がものすごい勢いで噴出して、
すべての髪がゴーッと巻き上げられる......
また、あれで乾かしてみたいなあ。
そうそう、横浜・元町にも各丁目に銭湯があったそうですよ!
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